矢原先生からの報告

矢原先生のブログにこんな記事が。

めだか池と環境保全水田の異変
九大新キャンパス生物多様性保全ゾーンには、「めだか池」と呼ばれる水生生物保全用の池が作られている。この池には、上流の砂防ダムから暗渠で水が供給されている。ダムの堤体の下部に、暗渠からの給水口があり、ここから流れた水が、学内NPO環境創造舎が毎年作っている田んぼ(環境保全水田)を経て、「めだか池」に流れ込んでいる。

「めだか池」から、メダカをはじめさまざまな動物が水田に進入している。メダカは小さな「小川」をのぼって、給水口の下までたどりついている。

なかなかいい感じの保全エリアなのだが、屋久島に来る前に久しぶりに行ってみると、めだか池の水位が大きく低下していた。暗渠が詰まって、給水量が激減していたのである。

すぐに移転推進室に連絡をとって、対応をお願いした。屋久島で受けた電話では、コンプレッサーで給水口から圧力をかけてみようという話だった。うまくいくと良いのだが。

田んぼは水が枯れ、2枚のうち一方は、何者か(おそらくイノシシ)が荒らしていた。環境創造舎のスタッフのみなさん、がっかりせずに、今年も収穫祭をやりましょう。
http://d.hatena.ne.jp/yahara/20051005

先日、元岡デカタの際、福島君、辻ぴょん、森山君等とで久しぶりに田回りに。すると、レンコンがきれいさっぱりなくなっていました。確かに、イノシシが荒らしたような跡。田んぼのまわりは雑草ボウボウ。メダカ池の中には再び無数のウシガエルオタマジャクシ。。。しかし、お米はしっかり実っていました。
伊都キャンパスが開校しても、まだイノシシはあの中にいるんですねぇ。