明日,デジカメワークショップを開催します【かんじ】

松尾紘一郎さんの写真展が箱崎キャンパスの創立50周年記念講堂のホワイエで開催中です.
先日開校されたばかりの九大新キャンパスがある糸島の風景が,私たちが普段あまり目にしない大きな迫力のある写真で展示されています.どの写真も色合いがとても美しく,写真家の目を通してみると風景はこんなふうに表現されるのか,と新鮮な驚きがあります.松尾さんの写真は,とりわけ,太陽の光の捉え方が絶妙です.
松尾さんは,韓国と深い繋がりのある糸島の悠久の歴史を,写真に残して後世に伝えるために糸島の風景写真を撮り始めたそうです.
「風景の中には歴史が刻まれている」という感性.それはちょうど,星野の棚田の石垣を見て日本の稲作の歴史が刻まれていると感じたり,阿蘇の広大な草原やそこに住む草花を見て日本の牧畜の歴史が刻まれていると感じることと同じではないでしょうか.
明日,写真展会場で午後3時から開催されるデジカメワークショップでは,松尾さんと一緒に,未来に残したい九大の風景(九大遺産)を探し,撮影します.
デジカメは持っているけど,なかなか満足のいく写真が撮れないと悩いる人.プロの写真家が無料で手ほどきしてくれます!是非,デジカメを持って午後3時に記念講堂までお越し下さい.