緑のコーディネーター

以前も書いたが、現在、緑のコーディネーターの講師をしている。前半は座学でいろいろな話を聞くというもので、私はそのうちの1回を担当した。
後半は、グループ毎に、一つのイベントを企画し実施するというものだ。講座は2週間に1度、2時間半のワークショップである。が、それ以外にもグループ毎に自主的に集まって議論したり、下見したりしなければならないから、かなりタイヘンな講座である。
(私からして)もっとタイヘンなのは、この2時間半の講座で、イベントの企画・運営に関する様々なことを決めなければならないことである。
これが決まらない。。。外から見ていて、主な理由は、こんなことである。
①年齢、所属、経験や想いが様々。②イベントの企画運営の経験がない。つまり、③何を話し合っていいか、何から話し合っていいかがわからない。④そして会議の方法、合意形成の方法もよくわからない。
見ていてもどかしいときもあるが、こうした経験を積み重ねることで、コーディネーターやリーダーになれる。こうした経験を積み重ねることでしかコーディネーターやリーダーにはなれない。
ちなみに、私は今日の講座の中で、広報手段の方法と、「その効果」「それに要する費用・労力」との関係をマトリックスにして示したが、ふと思いついて書き上げた。すべて経験に基づくものであり、経験の賜である。

そう考えると、環境創造舎スタッフが蓄積した経験は、かなりすごいと思う。誰もが、一つのイベントを創りあげるために必要なモノ・コトをちゃんとわかっている(はずだ)。数時間時間をかければ、その実現のための議論は終わる(だろう)。
でも、、、イベントの企画運営ができることと、組織の運営(経営)ができることは、また別。私も含め、組織運営の悩み、工夫、努力の経験をつんでいこう。