マルカメムシのお弁当【なかえま】

どうも、テストが3つしかない仲栄真です^^

今年は去年と比べて1週間以上も早く夏休みに入ります!
しかしテストが終わっても車の免許をとるためのテストが残っているのでがんばらなければなりません(−_−;)


さて、今日は自分がちょっと気になった記事をご紹介したいと思うのですが、みなさんはマルカメムシっていう虫を知っていますか?
マルカメムシカメムシの一種でダイズの害虫として知られています。そんなマルカメムシについて最近おもしろいことがわかりました。

害虫化の要因は腸内細菌 産総研マルカメムシで発見


 産業技術総合研究所産総研)は、ダイズなど豆類作物の害虫「マルカメムシ」が、ダイズを食物として利用できる性質を腸内共生細菌によって獲得していることを発見した。従来、単一の農作物に対する新興害虫の誕生は昆虫自身が持つ遺伝子の変化によるものとされていたが、共生微生物が引き起こす新たな例を示せたことで、農学や害虫防除などの観点からも注目される。英国の学術誌「英国王立協会紀要」のウェブサイトに13日発表された。

 産総研は、マルカメムシが、腸内にいる細菌「イシカワエラ」(研究グループが命名)がないと、ダイズを餌にした場合に正常な成長や繁殖ができないほどの密接な共生関係にあることを見つけた。

 マルカメムシ類の母虫は、植物上に卵を産むときに一緒に褐色の小さな塊を生み付けるが、この「共生細菌カプセル」を幼虫が摂取することで母子感染させていた。この“お弁当箱”を用意するシステムは他に似た例がないという。

 ダイズを餌にすると繁殖ができず、ほとんどダイズ畑への被害を引き起こさないタイワンマルカメムシの腸内に、イシカワエラを感染させると、ダイズによる繁殖が可能になった。

 研究グループでは「さまざまな農業害虫のなかには、共生細菌の変異や、新規細菌の獲得によって害虫化したものがあるかもしれない」としている。

引用元:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070614-00000017-fsi-ind


この記事を読んだとき自分はすごくワクワクしました(▽ ̄〃)


まず虫の食性に共生細菌が大きく関わっているということ。
共生細菌が変われば食べるエサも変わるということは(必ずしもそうじゃないかもしれませんが)、害虫を無害化したり、害虫をエサとするようにしたりできるのかな〜?いや、それだと生態系に影響がでるかもしれないぞ。あ、でもエサとなる害虫が減れば自然とその天敵も減るから大丈夫かも。でもそれ以前にどうやって共生細菌をかえることができるんだろう?・・・・なんて考えだすともう楽しくて楽しくて♪


次に気になったのがマルカメムシの母から子へ愛を込めた共生細菌弁当。
普通は直接卵を通じて次世代に伝えたり、環境を通じて伝えたりするらしいのですが、まさかこんな形で共生細菌をわが子へ受け継がせるとは・・・。
ここで思ったのがお母さんがせっかく作った共生細菌弁当を取り上げちゃったらどうなるのだろうかということ。買い弁とかするのかな(笑)
それにしてもやっぱり生き物っておもしろいですね^^


お母さんの弁当が・・・久しぶりに食べたくなりました。
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ということで次は沖縄が生んだアイドル、ワタルさんお願いします。

まあテスト勉強の息抜きがてらに頼んだよ!