逃げ行く如月【にょっき】

denjisou2008-02-13

(写真は北九州市いのちのたび博物館からの風景)


1月はあっという間に過ぎ、過ごしたる2月も逃げていくように過ぎていきます。


流れていく時間を流れるがままに楽しんでいるにょっきです。





大学にいる時間が愛おしくてたまりません。




だから今夜も研究室にいます。
いや、課題があるからなんですけど。
でも、わざとゆっくりこなしています。


この空気が好きなんです。
ナフタリンのにおいに包まれて、虫とにらめっこして、なんとなく虫っぽい研究室のみんなと同じ空気を吸っていたい。
ちなみに、さっきは納豆くさかったです。



それでもいい。



なんとなく過ぎていく日々が、なんとなく過ぎていく幸せは、とてもかけがえのないものだと思うから。



成長。
進歩。
前進。


それもいい。




核となる幸せの傾きと、一瞬を楽しむ加速度があれば、人生は楽しい。




そう思う冬の夜更けです。





さて。
さっき、夕食から帰ってきて、机の上の眼鏡をかけたら、なぜか先輩のめがねでした。
なんか違うなぁ…
おれ眼鏡必要ないかもなぁ…と思っていたら、誰のやっ!この眼鏡は!!



さてさて。
この前、友達と別れ際に、自転車で車道を横断しようとしたら、対向車に気づいてびっくりして、
「ばいばい、またね!」

「ばたね!」
と言ってしまいました。


そんな最近の僕です。



最近の僕はそんなおっちょこちょいばかりやっているわけではなく、最近の環境創造舎の後輩たちに感心もしているわけでして。


いろんな岐路に立たされた現状に勇敢に立ち向かう姿に感動しているわけでして。


僕ら4年が手本となったかは別として、いい男いい女に日々成長しているなぁと感じてしまう僕はもう現役ではないような気もしているのですが、悔しく、期待して、応援して、負けじと日々をなんとなく過ごしているわけでして。




最近、みんなも知っているAPIQ!!のしかのすけが気になる発言をしました。


「環境創造舎のスタッフって、日々筋トレって感じっすよね…。なんか、ちょっとスゲエっす。」


その通り!!しかちゃん!!
筋トレの日々。


脳トレ
農トレ。
ファシリトレ。


イメトレ。
夢トレ。
イベントレ。


環境創造舎での日々はトレーニングの日々でした。


始めはやらされるトレーニングでもいい。
次第にやるトレーニングへシフトしていく。


始めは悩まされトレーニングでもいい。
次第に課題解決トレーニングへシフトしていく。


始めはにわか外来語トレーニングでもいい。
次第に本質見極め力へとつながっていく。


なぜ、環境保全なのか。
なぜ、竹を切るのか。
なせ、酒を造るのか。


なぜ、食育なのか。
なぜ、家庭なのか。
なぜ、弁当なのか。


なぜ、夢なのか。
なぜ、出会いなのか。
なぜ、つながりなのか。


何が大切なのか。
それは、社会で生きている自分自身が大切だからです。
地球市民コスモポリタンとしての自己を形成するためなのです。


目の前のテストと単位。
試験管の中の試薬と核酸
顕微鏡のレンズに移る昆虫。
樽の中の醸される酒。


その一つ一つ、それに取り組む一瞬一瞬が、やさしさと思いやりに満ちた自己の糧なのです。




さて、写真は先日、林田家でいただいた夕飯です。
とってもおいしかった。

おいしさの裏側には、作り手の思いやり、食材の育った地球の恵みが詰まっています。



おいしいものを、おいしい、と。
やさしいものを、やさしい、と。
ありがたいものを、ありがたい、と。


いいものを、いいと感じられる心の成長と自信を与えてくれた環境創造舎とその仲間たちに感謝。





長くなりました。
たっちー、見てる?
どうよ、たちきゆうやという個体のフェノロジーの研究は。