野の花見会を終えて 【なかむら】

感想は、「やっぱり楽しかった!」です。でも、それだけではありません。


野の花見会には去年初めて参加しましたが、その時は、「春にはこんなにたくさんの花が咲いているんだ。気付かなかった・・・。」という感想でした。それからは、道ばたに咲いている花に目が行くようになりました。


そして、今日、もう一度参加してみて・・・
気付いたことは、花の名前をまだ少し覚えていたことと、忘れていても親近感を持っているのですぐに思い出せたことです。このことにより、花を探すことがさらに楽しくなった気がします。見つけた種類も去年よりも相当多かったです。


そして、今回、もっとも印象的だったのは宇根さんの言葉でした。


「花の名前を知っていたら、その花を見つけたときに、心の中で話しかけるでしょ?そうすれば、親近感も湧く。名前を知らなかったらその花を見ても何なのかが分からないから素通りしてしまうんです。名前を覚えるには何回もその花を見つけることです。人を覚えるのだってそうでしょ?この会が、草花の見方が変わるきっかけになればいいと思います。」


なるほど。実際僕は、道ばたに咲く名前の知っている花を見ると「あ、○○だ。」と、ちょっと嬉しくなります。また、野の花見会以来、名前の知らない花にも目が行き、「これはなんていう花だろう??」と思うようになりました。これは、野の花見会に参加して、野に咲く花の、驚くほどの多様性やきれいさ、かわいさを知ったからだと思います。


今日、宇根さんの話を聞いて、田んぼでつくられる米以外のモノ(畦道の草花や虫、涼しい風や、美しい風景など。今日泳いでいたナマズも?)の価値について急に実感が湧きました。参加して本当に良かったと思います。
これからも毎年参加し続けて、いつかあの辺に咲く花の名前を全部覚えたいです。


野の花見会は楽しいです。また、楽しい以外にもなにか感じることがあると思います。来年はさらにたくさんの人に参加して欲しいです。

日頃の運動不足も解消されますしね。浜地から駅まで歩いて帰ったらなおさらです。
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