社会起業支援サミット2009in福岡【やまね】

先週の土曜日(8月8日)に「社会起業支援サミット2009in福岡」西南学院大学で開催されました。


環境問題、地域経済、格差問題など様々な社会問題に対して、各人が問題意識をもって事業を興し継続的にその問題を解決するために働いている人たちを「社会起業家」といいます。いろいろな分野で、いろいろな方法で、いろいろな場所で社会問題の解決をめざしている社会起業家が集まり、自分たちの活動について講演をしてくださいました。


そのサミットで私たち環境創造舎も学生代表としてプレゼンをさせていただきました。

創造舎からは林さんと北村さんがパワーポイントを使って活動紹介をしてくださいました。2人とも初つなぎだったそうです!
時間がなかったということですが、要領よくすらすらとプレゼンをされてました。
さすが先輩、頼りになります(^^
他にも北九州のフリーペパー「WATCHA」の編集部、NPO九州学生ネットワークWANが同じく学生プレゼンをされました。






午後からは今現在社会起業家として実際に働いていらっしゃる方々のお話を聞いてきました。
その中でここでは、創造舎と似た活動もされている「NPO法人 里山を考える会」の西田さんのお話を少し紹介したいと思います。


里山を考える会」の皆さんは大きく分けて3つの活動をしておられます。
1.農村での活動
2.都市での活動
3.農村と都市とをつなぐ活動
農村での活動は私たちがやっているような竹切りなどの里山保全管理活動など、
都市での活動はシンポジウムの運営、情報発信スペースの運営など、
この2つを結ぶ活動としては都市の人たちを対象とした里山観察会、キャンプなどのレクリエーションや農村での活動を通じて収穫した生産物の都市販売などです。


西田さんは学生時代に大学祭実行委員をしていて「NPO里山を考える会」の関代表と出会ったのが就職のきっかけになったそうです。
NPOに就職するということで周りから様々な声がありましたが、それもまた一つの選択肢だと思います、これからの社会をつくっていきたい、一緒につくっていきましょうと語られていました。

今まで社会起業家という言葉も僕は知りませんでしたが、この会で人生の先輩から教訓のようなものを教えていただいたような気持ちになりました。