ものすごい雨が

続いている。
屋上田んぼは、池の部分と田んぼの部分を区切って作っているが、もはたその区切りもなくなっているだろう。

そんな屋上田んぼの構造にはちょっとした歴史がある。
ずっと、メダカが田んぼにでかけていってえさを食べ、田んぼの水がなくなれば池に戻ってくるという、昔ながらの田んぼの構造を屋上田んぼでも作りたいと思い、田んぼ部分と、池部分を作った。

しかし、メダカが田んぼでえさを食べるようになると、田んぼに生きものが激減した。その年はミジンコも少なかったし、カブトエビも豊年エビも、貝エビもほとんど姿を見ることがなかった。おそらく、小さいうちに、メダカに食べられたんだろうと思う。
屋上田んぼは基本的に生きものに乏しい空間だから、ミジンコ1匹が貴重なのである。
そこで翌年は田んぼと池の部分を畦で区切り、基本的にはメダカが自由に田んぼ部分に入れないような構造にした。

今年は、大量のミジンコ、貝エビ、カブトエビが孵っていた。しかし、この雨である。水のレベルは畦を超え、メダカは自由に田んぼのミジンコをたらふく食っているだろう。
カラ梅雨に、どしゃ降り。極端すぎるよね。
【しゃちょう】