プライベート星野

1週間の疲れをとろうと、温泉に行くことに決めた。どうせ行くなら、と、星野村に行くことにした。
都市高速に乗り、九州自動車道をとばし、442から57を駆け上り星野村へ。10:00に家を出て11:00過ぎには星野村に着いた。
まずは、広内・上原の棚田へ。今日は日曜日だから、ロードパークで市が開かれている。ついてすぐ、声をかけてくれる。もう、完全に顔を覚えてもらい、信頼関係も築けつつあるようだ。しかもこうしてプライベートでも訪れる。これで、また顔を覚えてもらえる。
ロードパークで、棚田米を買い、梅干しを買い、シソを買い、田舎のおやつを買った。
このシソは笑えるほどである。福岡市のスーパーでは、シソが葉っぱ1枚1枚きれいに収穫され、プラスチック製の箱に入れられ、100円くらいで売られている。星野はちがう。シソが株(茎)ごと切り取られ、それが束ねられ、新聞紙にくるまれて売られている。それで、50円か、100円だった。スーパーで売られている量の数十倍である。
田舎のおやつとは、小麦粉を練ったものにシソを混ぜ込んで焼き、それに黒蜜とキナコをふったものである。なかなか美味かったが、素朴な味すぎる気もした。
それから棚田に上り写真撮影。天気が曇っていてあまりいい写真は撮れなかったが、太りゆく米を確認できた。彼岸花も畦からつぼみをのぞかせ始めていた。あと3週間すれば、彼岸花は見頃を迎えるだろう。

それから「きらら」にいき昼食をとる。恒例のきらら弁当。ヨメさんは、ぶっかけ茶うどん(夏季限定)を。できあがるまでのつまみに、唐揚げと焼きなすもいただく。美味かった。それから温泉へ。今日は男性が見晴らしの湯、女性が森の湯。小雨がぱらつく中の露天風呂もまた格別である。でも、女性風呂は、とある女性グループ数名が大騒ぎし、洗面所を独占し、タイヘンだったようだ。
そんな連中って、たぶん、若い子たちなんだろうなぁ、、、って思っていた。「あ、うるさいグループが出てきた」の声で、休憩所の入り口を見てみると、結構いい年ではないか。。。。
それから、お茶の文化館でしずく茶と和菓子を楽しむ。小雨がぱらつくしっとりとした茶室を楽しむ。
いつもならそこから下るところを、さらに上って峠を越え、黒木町へ。第2のふるさと黒木町の四季菜館で、寿之さん、まりこさんとお話。そしてハヤト君の息子、大地君に遊んでもらう。
それから福岡へ。
いい休日でした。

※追記:茶の文化館や星野文化館を運営する「(財)星のふるさと」が「コメットくらぶ」という会員を募集していた。年会費5000円。これは、財団が運営する関連施設(両文化館、キャンプ場、池の山荘)が10%offで使用でき、しかも3000円分の利用チケットがもらえ、しかも棚田の新米がいくらか送られてくるのだ。これは、毎月星野を訪れる私にとってはお買い得である。即入会した。