水曜鳥獣劇場


雨に香る梅の花を見ました。
もう冬は過ぎ去ってしまうようです。
これだけ温かい雨が降れば、雪も解けて、森の生き物たちも動き始めたかもしれません。


小林一茶は春とねずみをこう詠みました。
 春風や 鼠のなめる 隅田川
なんとなくそのねずみを包む空気が暖かく感じました。


九大伊都キャンパスにある湧水、「幸(さや)の神湧水」に湧く水は夏冷たく冬温かいのです。
伊都の森にすむ小さなねずみに冬は厳しいでしょう。
隅田川の水が温かかったか否かは定かではありませんが、きっと森のねずみにとって春風に包まれてなめる温かな湧水は幸せだろうと想いました。


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明日は『木曜森劇場』です。お楽しみに!
【たにのき】