日記

「西区の宝」に認定!!

本日から福岡市西区では「西祭〜SaiSai」が始まりました。 そのオープニングイベントに参加してきました。 豊かな自然、歴史、文化そして人と人との繋がり。 西区には様々な有形・無形の地域資源(=宝)があふれています。 西区では、西区全域をたくさんの「…

九州大学開学記念

5月11日、今日は九州大学の開学記念日。 箱崎キャンパスでは、開学記念式典が行われました。 九大フィルの演奏から始まり、総長のお言葉などあらたまった雰囲気。 そんな会場のステージに環境創造舎のしゃちょうの姿が!! 九州大吟醸プロジェクトなどの環境…

日曜四季劇場

友と会いました。 『友』 いわつつじが咲いていました。 『三之宮峡』 いい一日でした。 『20歳の春』 【たにのき】

土曜町劇場

『お別れ剣道大会』 雨が降っています。 卒業の季節です。 小学6年生も学び舎を去ります。 剣道の学び舎「東心館」でも、お別れの剣道大会が開かれていました。 かれこれ、6年前に私もここを卒業しました。 ちょこっとあいさつに行ったが最後。 防具はここに…

金曜もの劇場

実家に帰ってきました。 桜が咲いています。 山は桜色のパッチ。 里はまだまだ、桜色の斑点。 いよいよ春なんですね。 そんな実家に帰ってくると、田舎道が整備されていました。 とても広く、滑らかな路面です。 そこはかつての通学路。 小学校、中学校、高…

木曜森劇場

『薫るモザイク』 薫る風。 薫るせせらぎ。 薫る緑。 薫りに包まれる森の中で、ふと見あげると。 空色地に葉のモザイク。 森の美術館には天井にモザイクが施されているのですね。 そんな森に桜色のピースをはめるのはもうすぐでしょうか。 いい言葉みつけた…

水曜鳥獣劇場

『方言の巻』 ひよ。 とばと。 はなヒ。 からヒ。 にやとい。 みそっちゅ。 ひよどり。 家鳩。 めじろ。 からす。 にわとり。 牛小屋をとことこ歩いている鳥。はくせきれいか…。 「ひよ」「にやとい」ならまだわかる。 「みそっちゅ」ってなによ? 鳴声?味噌…

火曜虫劇場

クワガタとカナブンの幼虫の違いってなに? そんな質問をされました。 こんなブログを書きながら、答えられませんでした。 くやしぃ。 勉強しておきます。 とはいうものの…どこにいるんだ!? ちょっと知りたいと思った方は、ぽちっとクリックで応援よろしくお…

月曜蛙劇場

あぁ。 なんて寒いの。 真冬なみ。 せっかく手袋脱いだのに。 もうどこにあるのかわからないのに。 こんな日は。 蛙も。 ぶつぶつ。 言っているのかな。 けろけろ。 鳴いているのかな。 も一度ねるかと。 草野新平は。 聞いていた。 るるり。 りりり。 るる…

日曜四季劇場

大根。 指のような大根。 大きくないから。 小根か。 まびかれ。 台所へやってきた。 料理され。 味噌汁になった。 おわんに盛られ。 みんなが笑って。 間引いた小さな赤ちゃん大根を食べました。 地下部はまるまる味噌汁に、葉は味噌と酒で和えました。 ご…

金曜もの劇場

竹の腰掛け。 ふんわりたわむ。 みんなで座ると真ん中たわむ。 真ん中たわんでずるずるすべる。 たわみ具合が心地いい。 わくわく。 どきどき。 あははは。 おほほほ。 えへへへへ。 ふんわりたわむ。 竹の腰掛け。 明日は『土曜町劇場』です。お楽しみに! …

木曜森劇場

日本は森の国。 山がちの国。 私のふるさとも森はたくさん。 林がたくさん。このほうが適切か。 地名からもよくわかる。 小林。 須木。 木浦木。 川が急峻。 地名からもよくわかる。 九々瀬。 五ヶ瀬。 一ツ瀬。 森に囲まれて暮らしている。 晴れた日には、…

水曜鳥獣劇場

鳥や獣はあらゆるところに潜んでいます。 山の奥にも、町の中にも、さらには人の中にさえも。 地名、氏名に鳥や獣の名が使われることは多々あります。 今日は、そんな生き物を探す旅に出かけるとします。 『町の動物園〜福岡県編・前編〜』象の鼻 赤馬郷 有…

火曜虫劇場

『本の虫日記』〜地下書庫探検編〜 本の虫といっても、紙魚のことではありません。 本に心を奪われてしまった人間です。 今日も空は快晴だというのに、地下にもぐっていい言葉を探します。 自分しか知らない自分の感性という触覚を頼りに、いい言葉の発する…

月曜蛙劇場

「初蛙(はつかわず)」は春の季語。 こんな歌がある。加藤楸邨。 いんげんの蔓が出そめて 初蛙 なんともみずみずしい画が浮かぶ。 池には痩せた蛙が一匹いた。 こんな歌がある。小林一茶。 痩蛙 まけるな一茶是に有り 一匹の雌を争う痩蛙に一茶は何を見たの…

土曜町劇場

『ふるさと物語〜20歳の春編〜』 それは昨夜のこと。 人生の長電話記録を更新し、45分間も高校の同級生と話してしまいました。 左耳がじんじんしています。 そうして、練られたのは『20歳の春の物語』プロジェクトです。 大学2年生が終わろうとしています。…

金曜もの劇場

『初めての食物語』 「ゆりね」 ユリの根を初めて食べました。 梅肉と和えてありました。 想像していた食感と大きく違いました。 ゆりねはゆりの地下部の鱗片だと聞いていました。 予想では玉ねぎみたいにしゃきしゃきしていると思っていました。 ところがど…

木曜森劇場

アスパラガスの森。 Forest asparagus みぞれの降った日中。寒かったですね。 私は全然寒くありませんでした。 それは、アスパラガスの森にいたからです。 アスパラガスの森は薄い透明な膜で囲まれたかまぼこ状をしています。 そこは、熱すぎず寒すぎず、陽…

水曜鳥獣劇場

『Heyo,house!』って知ってます? 日本語では『コンチワ、家どん!』です。 月曜蛙劇場『おたまじゃくる』の話ですっかりおなじみの、アーサー・ビナードさん訳による南北戦争時代の民話集『アンクル・リーマス』の物語のひとつ。 主人公の頭のよい兎と兎を…

火曜虫劇場

虫。 「虫」の字は、元をたどると「まむし」のぐねぐねしている形の象形文字です。 昆虫だけを表す文字ではないようです。 漢和中辞典[角川書店]には 第一意:むし 第二意:動物の総称 とあります。 鳥は羽虫。 毛虫は獣。 甲虫は亀の類。 ちなみに人間は裸…

月曜蛙劇場

夜には夜を楽しめと言わんばかりの大声で鳴き、 昼は畦にきょとんと腰かけ、僕らの足音を聞くと、はっとしたようにぴょんっと水の中に入っていきます。 前足を丁寧について、恭しくしている蛙(かわず)。 彼らはいったい何を想っているのでしょう。 世の歌人…

日曜四季劇場

夜桜とはよくいいます。 夜梅とはあまり聞きません。 梅を愛でたと聞く菅原道真の詩に「月夜に梅花を見る」というものがありました。 月の輝きは晴れたる雪の如し 梅花は照れる星に似たり 憐れぶべし 金鏡の転りて 庭上に玉房の馨れることを 地上を照らす月…

土曜町劇場

東風ふかば にほいおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ2月25日は菅原道真が死んで天神様になった日です。 先の歌は道真が京を去る際に詠んだものです。好んだ梅に、おまえを愛する私はいなくなるけれど、東風の吹く季節になったら、忘れずに香るのだよ……

金曜もの劇場

食べ物。 「ぬた」という食べ物があります。 私はつい最近まで「ぬた」と聞けば、イノシシの遊び場の泥溜りしか知りませんでした。 「ぬた」は和え物の一つ。 それを知ったきっかけは、ノビルを酢味噌で和えた「ぬた」がおいしいと聞いたことです。「ぬた」…

木曜森劇場

ある日、森の中、くまさんに出会った。 花咲く森の道、くまさんに出会った。 森の中でくまさんに出遭ったとき、そこが花咲く森の道の道だったらからこそ、こんなにメルヘンチックでかわいらしい歌がうまれたのだと思います。 これから春。 梅に桜、山つつじ…

水曜鳥獣劇場

雨に香る梅の花を見ました。 もう冬は過ぎ去ってしまうようです。 これだけ温かい雨が降れば、雪も解けて、森の生き物たちも動き始めたかもしれません。 小林一茶は春とねずみをこう詠みました。 春風や 鼠のなめる 隅田川 なんとなくそのねずみを包む空気が…

火曜虫劇場

季節は春ですが、夏の虫のお話です。 蝉。せみ。 夏の暑さを歌い、一枚のティーシャツさえも脱がせてしまう油蝉。 晩夏の夕暮れを奏で、涼しい風を吹かせるひぐらし。 季節の風情を歌う蝉は、遠くギリシャでも詩われています。 セミよ、お前は幸せ者だ。 王…

月曜蛙劇場

アーサー・ビナードによるとおたまじゃくしは進化する。 おたまじゃくる おたまじゃえる おたまがえる おさまがえる とさまがえる ノさまがえる トノサマガエル ここからは僕の想像。 後ろ足が生えて、おたまじゃくる。 後ろ足がでっかくなって、おたまじゃ…

日曜四季劇場

昨日の九大伊都キャンパスシンポジウムに続き、今朝から龍谷大学、京都女子大学、金沢大学、九州大学の学生・教員は伊都キャンパスで観察会を行いました。 僕らにとってもう当たり前になっていた生き物や森の木々は他の学生にとって不思議、驚きの連続だった…

土曜町劇場

町はまた冬に逆戻りの寒さです。それでも、ホトケノザのふわふわした小さな花が咲いていました。 今劇場はケータイからお送りしました。 寒くて指が動きません…。 明日は『日曜四季劇場』です。お楽しみに! ps:今日は第4回シンポジウムでした。とりあえず…