臨時八女おばちゃん劇場


『かしましおばちゃん物語』


今日は八女郡矢部村で八女の農村婦人部の集まりに参加してきました。
というのも、うちのしゃちょうがワークショップの講師として招かれたからです。
それについていきました。


矢部村は遠い。
遠路はるばる福岡から来たものの、寒い。
雪の舞う窓の外はいったいいま何月なのか忘れさせるような勢いでした。


始まりは、そば打ち体験からでした。
ちょこっと紹介されて、おばちゃんたちと合流。
さらに年配のおばぁちゃん先生にならって、そば粉に山芋を入れるところから始まりました。


意外と仕事は単純です。
水と混ぜてこねるだけ。
あっという間にそば包丁が登場し、手馴れた手つきでさっと切ってしまいました。


ありゃ、なんもできんかった…と、思っていると2度に分けてやるらしく、挑戦のチャンスがめぐってきました。
同じように、おばぁちゃん先生の見よう見まねに、おばちゃんたちとそば粉をこねてみたのですがなんだかひびが入ってうまくいきませんでした。
そば打ち、奥深し。


さてさて、そばもできあがって作った仲間と机を囲んでお食事です。
そこでおばちゃんの真髄を見たような気がします。
よく笑い
よく話し
よく食べる
顔にはやわらかな横じわがきざまれて、楽しい時を過ごせました。


ワークショップの時間もしゃべるしゃべる、止まりません。
わらうわらう、人目なんか気にしません。
僕としゃちょうしか他人がいないから…?


ワークショップの最後のテーマは、
これからの婦人部をもっと楽しく、もっと幸せあふれる集まりにするためにはどうしらいいか?
ということでした。
簡単にまとめると、
であう
つくる
たべる
そして、もうける
この4つがそろえば言うことなしということでした。


いやぁ、女は強いですねぇ。


追伸
帰り道に八女市の「べんがら村」という施設で温泉に入りました。
田んぼを望む露天風呂ですっかりのぼせ上がってしまいました。
体をふいていると、赤いジャンバーを着たおばちゃんが何食わぬ顔で入ってきます。
ぎょっとするのは男たち。
*** いやぁ、女は強いですねぇ。 ***
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明日は『土曜町劇場』です。お楽しみに!
【たにのき】