新歓イベント「大学入って何しよう?」、ファシリテーションの裏側

「大学入って何しよう?」のプログラム作りには、なかなか苦労しました。
なんと言っても、何人の参加者が集まるか分からない。そこで、

  1. 参加者が50名を超える場合
  2. 参加者が20〜30名の場合
  3. 1年生参加者がほとんどいない場合

の3つのパターンを考えておきました。結局、50名以上の参加者が集まったので、パターン1を採用することに。50名全員でディスカッションするのは不可能だから、パネリストをたてる、という方式です。

さて、イベント開始。
私はまず、参加者全員に対して「今まで、経験してきた勧誘やガイダンスでイヤだと思ったことは何?」と問いかけました。
しつこい、一方的、食事でつる、ムリに携帯番号を聞く、、、でるはでるは。それらをすべて黒板に板書し、
「今日は、絶対にこれらのことはしないでおこう」と全員でコミットメント。

次に、アイスブレイク。
小値賀でやったジェスチャー・ゲームも考えたけど、まぁ、無難に。知らない人5人と出会い、5人と握手して、5人と自己紹介。しゃちょうは最近、ファシリをやるときによくこれをやります。これだけで、メチャクチャ盛り上がっちゃう。

さて、プログラム本番。
参加団体の代表に出てきてもらい、パネルディスカッション形式のクロストーク
ここで一工夫。私が用意した質問をパネリストに投げかけるのではなく、「彼らに聴きたいことなんですか?」と、まずフロアーに尋ねることにしました。
これは、パターン3「1年生参加者がほとんどいない場合」を考えていたときに、思いついたやり方です。つまり、1年生が全然いない状態でも、2、3年生が楽しめるためには、2、3年生が聴きたいことをパネリストに答えさせればいい、というワケです。
当然、みんなが聴きたいことをみんなで答えるような雰囲気になって、楽しいパネルディスカッションとなりました。

自由時間を挟み、全員一言ずつふりかえり。人数が多かったのでかなり時間はかかったけど、よかったですねぇ。
1年生の「今日、このイベントに参加したのと、していないのとでは、大きく人生が違っていたと思います」というコメントなんか、おじさんは涙がちょちょぎれそうでしたよ。

またやりましょう。10月ですね。
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【しゃちょう】