おいしいもの

コントの相方、たにのきです。
たっくんには、めちゃくちゃかわいいけど、カップラーメンばかり食べている彼女がいる。うらやましかったので、君とは全然吊りあってないよと言ってしまった。
そんな台詞で始まる寸劇は、予想外の拍手をいただいた。
脚本は舎長が書いた。
脚本に沿って、やや普通の大学生を振舞えば笑いが起きる。
終わった後には、おもしろかったよ、とお礼までいただいてしまった。
おいしい役回りだ。

ぼくらがきっかけになってスタートするパネルディスカッションのフィナーレは「お弁当の日卒業生への送る言葉」だった。
お弁当の日」という食育の手法で、心を育てていらっしゃる竹下先生の言葉を佐藤弘さんが紹介した。
これがまた、じいん、と心に響いてくる言葉なんだわ。
感動して、うるるっときた。

シンポジウムの後は婦人部の方々が夕食を用意してくださった。
地鶏のすき焼き。初めてだ。
これが、たまらなくうまい。
さっき絞めた鶏はかしわ飯にも変身していた。
あまりのおいしさに、6個もお持ち帰りさせていただいた。
だが、すでに6個はどこにも見えない。

寸劇で始まった今日の午後。
泣いて、笑って、笑わせて。
知って、学んで、議論して。
食って、話して、また食って。
なんともおいしい一日、最高に遊んだ一日だった。
ごちそうさまでした。