【学】阿蘇の草原を守る実践活動!1日目

お久しぶりでーす。4泊5日の阿蘇合宿から帰ってきた中山です。阿蘇に帰りたいです。
環境創造舎夏合宿in阿蘇のつもりだったんですが、創造舎からの参加者はたったの3名でした。ということで、谷本先輩、長瀬君、私の3人で合宿の様子をブログにのせていきたいと思います!


9月15日(土)

8:20博多駅集合。九州大吟醸とお菓子を手土産に出発。
途中電車からでっかい風車やなぞの植物が見えて、かなり楽しめました。あと、山道で電車がスイッチバックしてました。
昼ごろ阿蘇駅に到着。ここで他の参加者の何名かと出会いました。横浜・東京・関西からやって来たということでした。そこから車でゆたっと村へ。
ゆたっと村の家は古民家を少し改装したようなもので、風通しが最高。お気に入りのわが家という気分です。
お昼はお弁当を買ってきてもらいました。263円の安さであのボリューム、絶対儲けるつもりないと思います。

そんなこんなで、自己紹介の時間となりました。九大組3人以外、共通の友人(の友人)のすすめで参加したことが明らかに。顔広過ぎです。


…すみません、時間無くなったので続きは夜書きます。こっからが本番なのに。


…続き

そして環境省のアクティブレンジャーさん。名前がかっこいい!そんな仕事があるなんて初めて知りました。そのA.レンジャーさんが創造舎の先輩だと気づいたのは2日目の夜のことでしたが。


最初はまず“阿蘇の草原をさるこう!”ということで、神社や水辺や草原をまわりました。“さるく”というのは、長崎あたりの方言で、“ふらつく”みたいな意味らしいです。


一千年以上の歴史をもつ神社というのは、そこにある木も同じだけ生きてきたということで、立派な木がたくさんありました。そういう木にはパワーが宿っているらしいので、みんなで手をあててパワーをいただいてきました。


阿蘇は水道水が日本一おいしい。しかも水道料金はタダ(!)。豊富な湧き水のおかげです。水不足になったことも無いなんてうらやましい限りです。普通の家の庭にも水が流れていました。


草原はカルデラの斜面の部分なので険しい坂道なのに昔の人は牛を連れて草を運んでいたそうです。守り神に手を合わせてきました。
草原には初めて見る花がたくさんありました。ちなみに私のお気に入りはサイヨウシャジンです。紫色の小さなかわいいやつです。上からは大豆畑や田んぼが四角く見えて景色も最高でした。



ゆたっと村に帰って栗拾いをした後は、拾って来た枝でmyはし作りです。工房の方に教わって、えんぴつを削るナイフで形を整えて、紙やすりで仕上げました。サクラ、クリ、クヌギなど材料もいろいろなら、形も個性豊かなものができました。特にA.レンジャーさんのmyはしはダイナミックでした。合宿中ずっとこのmyはしでごはんを食べました。そうだ、おばちゃん達の作るごはんはすごくおいしいんです!冷や汁とか…。


阿蘇には温泉があります。夜は地域通貨を使って温泉に入りました。その地域通貨阿蘇の草原環境に貢献した人に配られるのですが、使ったお店にお金は入らないそうです。草原のために働いてくれてありがとう、もてなしてくれてありがとう、というお互いの気持ちがあって初めて使える地域通貨です。


2日目から本格的な作業に入ったのですが、寝る前に少し予習です。
阿蘇の草原では昔から春に野焼きが行われてきました。今ごろの時期は防火帯をつくるため、輪地切り、輪地焼きをします。野焼きをしなくなった草原はやぶ化して災害を引き起こしたりします。草原の草はもともと牛を飼うために使っていたので、牛も人も減った今では草原が余って放置されているのが現状です。

と、本当はもっといろいろ学んだんですが、一日の内容が濃すぎて書ききれないので浅くなってしまいました。まあ先輩がなんとかしてくれます。とりあえず2日目は長瀬君、よろしく!

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