沖縄のサンゴ礁 【なかえま】

ハナビラクマノミ


どうも、遅くなりました。なかえまです。

沖縄の観光地の穴場ですが、残念ながら思いつきません(−_−;)
やっぱり沖縄の観光地といえば海ですよ!海!!ということで、この夏に出会った海の話でもしますね。

今年の夏はサークルや地元の友人、親父と海に潜りまくった夏でした。その中でも、9月半ばにサークルの石垣島での合宿は、沖縄の海をさらに知ることのできた合宿でした。

BBQのときに見た人もいると思いますが、その合宿中にリーフエッジ(サンゴ礁域と外洋の境目)付近で撮った写真を載せますね。


写真に写っている白い部分はサンゴの白化です。

サンゴは普通、褐虫藻と呼ばれる藻類と共生しており、サンゴはこの藻類の光合成産物を養分としています。
ところが海水温が30度を超えると、褐虫藻は「あっち〜、こんなあついところでマジやってらんね〜よ〜」と言ってサンゴが作った石灰質の骨格から出て行ってしまい、サンゴが白化してしまうのです。(あのサンゴの色は共生する藻類の色なんですよ。)

海水温がうまい具合に下がってくれれば褐虫藻が戻ってくることもあるらしいのですが、ほとんどの場合がもどりません。
白化したばかりのサンゴはなんだかきれいに見えますが、しばらくするとコケのような藻が表面に生え、やがて緑黒くなって見るも無残な姿になってしまうのです。

石垣合宿中は米原ビーチというところでほぼ毎日のように素もぐりで潜っていましたが、やはり白化したサンゴは去年の同じ時期と比べても多かったですね。

参考までに沖縄タイムスの記事↓↓
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200708081700_04.html


それから合宿中に台風12号石垣島に直撃しました。
無事に台風が去ったあとに米原の海に戻ってくると、なんだかとても穏やか(▽ ̄〃)
ということで仲間といっしょにさっそく潜りました。
そして海に入って気づいたこと。なんか・・・色がちょっと変。
そして潜ってみて気づいたこと。水面に赤い層がうっすらとできている。

そうです赤土です。


台風のときに降った大雨が山から赤土を海に運んできたようです。
赤土流出についてはテレビや新聞で見るほどひどいものではありませんでしたが、かなり広い範囲の水面で赤土の層を確認できました。まさか自分の目で赤土流出を見て、体験することができるとは・・・。
今日書いたサンゴの白化と赤土流出は人為的というよりも自然現象が原因なのでどうしようもないかもしれませんが、人為的な原因で汚れた海、壊されようとしている海もあります。

やっぱり、故郷のきれいな海が汚れていく、壊されていくのはあまりいい気分じゃありませんね。


でも死んでいくサンゴを見ても
汚れていく海を見ても

自分にはどうすればいいのかわかりません。

ここに書き記すことで少しでも自分の知っている沖縄の海をみんなにも知ってもうことくらいしかできません。


大切にしたいっす、沖縄の海を。

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ちなみに「サンゴ」は生物を、「サンゴ礁」は地形をあらわしているそうです。

次は・・・・にょーーっきさんよろしくお願いします!!!