九州大吟醸〜稲刈り・器編


ども。
どうやらツナギが似合うらしいにょっきです。(実は自分でも似合うと思っているらしい)


稲刈りの日の朝、貸切のマイクロバスは超満員。
にぎやかな笑い声が絶えぬまま、田んぼのある伊都キャンパスの麓、浜地酒造に着きました。


バスを降り、みんなで輪になって自己紹介をします。


僕はその途中で輪から外れて、一人、稲刈り用の鎌を確保しに行きました。
あると期待していた近所の小屋にはなく、遠く離れた生物多様性保全ゾーンに取りに行くことになりました。
稲刈りに来たのに、刈る鎌もない様では話になりません。
みんなが田んぼに着くまでに持ってこなければいけません。
だから、走った走った。
田んぼに着いたとき、いよいよ刈り始めようとしていました。
ぎりぎりセーフ、間に合った。
でも、ヘトヘト。


稲刈りはみんなに任せて、ひとまず休憩。


浜地酒造でさぼっていると、従業員のK友さんに叱られました。
彼も活動に参加する気満々だったので、一緒に竹を切ってもらうことにしました。
竹で、昼食のおにぎりを盛る器を作るんです。
やると決まると彼は車の中からツナギを取り出して、駐車場で着替えはじめました。
パンツ丸見え。(黒のボクサーパンツでした。)
名誉のために付け加えますが、人目のない裏の駐車場でやりました。


僕に負けず劣らずのツナギ姿で再登場して、いざ山へ。


ヤマツツジを植樹している山は、イノシシの餌場となっていました。
草をかき分け竹林へ。
太い竹を一本選んで伐採。
色のきれいな部分を一節ごとに切って、さらに縦に割ります。





完成!!
早っ!!




どんだけぇ〜!(もはや死語か!?)
そんだけです。簡単です。



でも、この一工夫で食卓の雰囲気は天と地の違いです。
味気ない紙皿ではなく、薫る竹皿。
しかも、土に返る。
気持ちのいいエコ。





新米のおにぎりと手作りのおかずと竹の器で彩られた食卓は、収穫の喜びに溢れ、幸せなひと時となりました。
(参考:http://d.hatena.ne.jp/kab-log/


帰りのバスはほとんど無言。
遊びつかれて、眠っていました。
スタッフも参加者も大いに楽しんだ九州大吟醸稲刈り。
今年も大成功です!!!!


1月の酒仕込み、そしてまた来年もみんなトゥギャザー(訳:一緒に、協力して)だぜ!!