地域の子育て力【かっつ】

denjisou2007-10-18



<今日の1枚> かわいいおにぎり 〜 河東小学校学童保育所のお弁当の日にて


またまたパスに気づいていませんでした。


にょっきから子どもの運動会について聞かれましたが、うちの子どもの小学校の運動会は春なのです。最近は、学校の都合で春にやっているところが多いみたい。


子どもの学校の秋のイベントは「まつり」。子どもと親と地域の交流を目的としたPTA企画によるお祭りです。今年はPTAの役員をしているので、初めて企画に携わっていますが………


調整が大変です。というのも、父母や先生、大人たちそれぞれの祭りに対する思いやイメージが様々だからです。


例えば、「飲み食いを子どもたちにさせるかさせないか」。


こんな問題ひとつでも、
「祭りなんだから、飲み食いくらいいいでしょう。」
「食べものがあると、他の交流企画の効果がうすれるのでは?」
「でも、600人の子どもたちを受け入れることができるような、食べ物以外の企画って誰ができるの?」
「せめてアイスクリームくらい、子どもたちに。」
というような感じ。


結局、今年は「子どもたちには給食を用意して、食べ物企画は保護者と同伴児童対象とすることにし、食べ物以外の企画を頑張ってみる。」ということになったのですが、ほとんどが任期1年で、イベント企画経験が豊富でない保護者たちにとって、それがとても大変なようです。


小学校の祭り以外に、市の祭りや学童まつりにも関わらなければならないし、その次の週には「お弁当の日in宗像(http://d.hatena.ne.jp/doro_niko/20070928)」もあるので、最初は、祭りにはあまり深く関わろうと思っていなかったのですが、蓋を開けてみれば、結局、パンフレットを作ったり、単独企画(植物と動物の写真展)を出したり………。悲しいサガ(子どもたちのために頑張るのは楽しいですけどネ)。


そんなとき、
「子どもたちを育てる地域の力っていうのは、PTAのような保護者組織をただ継続するだけでは育たないんだな〜。」
「そういう意味で、環境創造舎の学生スタッフのみなさんは逞しいな〜。」
などと、つくづく感じます。


だから皆さん。将来、社会人になったら、子どもたちのために一肌も二肌も脱いで、地域の子どもたちを育てる力になってください。楽しみにしています。


えっと〜、次は、ミカンの“種子”の皮むきのプロ、たにもっちゃん!ヨロシク。