屋久島!!【山根】

先日、屋久島に山登りに行ってきました。
あいにくと天気が悪く頂上からの景色は見ることができませんでしたが、有名な縄文杉もののけ姫のモデルになったという白谷雲水峡などにも行くことができ充実したものでした。


初日は淀川登山口から淀川小屋までの行程でした。スカッと晴れた空の下を屋久杉の森のなかを歩きました。

地元のタクシードライバーさんからいろいろ教えてもらったんですが、「屋久杉」っていうのは樹齢が1000年以上の杉だけで、樹齢が1000年未満の杉は「小杉」というんだそうです。
普通、杉の寿命は800年くらいなんですが、屋久杉は気温の低い標高の高い場所で生長するので普通の杉ほどの速さで育つことができない代わりにゆっくりゆっくり長い間生きていくことができます。
タクシーに乗りながらもドライバーさんに教えてもらいながら屋久杉をみましたが、屋久杉はとにかく太い!!
さすがに1000年も生きていると貫録が出てきます;;


二日目は九州で最も高い山である宮之浦岳を登ります。
九州本土で一番高い山は大分の九重連山の中岳なんですが、九州で一番標高の高い山は実は屋久島の宮之浦岳なんです。
ドライバーさんの話によると、九州で7番目に高い山までは全部屋久島にあるんだそうです。

しかし、残念ながらこの日は雨。。。
しかも風も強く、白い霧までかかってしまい、眺望はまったく望めませんでした。


最終日は縄文杉、ウィルソン株、白谷雲水峡などなど有名どころをまわりました。
この日はなんと雪!!
もう3月の半ばだというのに・・・さすが屋久島。

縄文杉

↑七本杉

ヤクシカ

写真はありませんが三代杉という杉もみました。
その名の通り、三世代続いている杉なのですが、まず寿命を迎えた杉が倒れ、その杉をもとにして二代目の杉が成長し、その二代目が伐採された切り株から三代目が成長していた巨大な杉でした。初代はすでに朽ちていて残ってはいませんでしたが、二代目の下に大きな空洞を作りその存在が確かにあったことがわかります。命のつながりをありありと感じました。

普段の生活では体験できない貴重な3日間でした。


次は林さんお願いします。


おまけ

桜島の朝