月曜蛙劇場


おはようございます。
いよいよ蛙劇場も第三幕。
意識の向かう先は日々これ蛙でございます。


時は暮れ六つ。
夕餉にすこし足の早まるそのころで。
背中のほうから
げっげと鳴く声が。
蛙が目を覚ましたに違いない。
春の訪れを土の上で告げているのだろうと思った矢先。


それを守宮(ヤモリ)の声と知ったとき、鳴くとは知らず、びっくり仰天。
見上げる静寂の夕暮れがおどろおどろしくなった酉の刻でございました。


明日は『火曜虫劇場』です。お楽しみに!
これからも小劇場をよろしくお願いします。
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【たにのき】