熱帯の有機農業に挑戦するお百姓さん
パスに気づかずスミマセン．台湾滞在中だったmich.katzです．
その台湾で，有機農業に挑戦するお百姓さんに“釈迦頭”というトロピカルフルーツを振る舞って頂きました．
釈迦頭という果物，知ってますか？外見は下の写真のようです．お釈迦さんの頭に似ているからその名があります．外見からはあまり美味しそうには見えませんね．
でも，完熟するまで樹にならせて収穫した釈迦頭の果肉は，その無骨な外観からは想像がつかないくらい，とろけるような食感で，とても甘く，美味でした．
お百姓さんによれば，今のところ，無農薬栽培したその釈迦頭は，普通栽培のものと比べてそんなに高く売れると言う訳ではなく，ただ，自分の作った果物を欲しいと言ってくれる消費者と直接契約して生産・販売しているとのことでした．
台湾でも，年々増加する海外作物の輸入品に対する危機意識が，市民に芽生えて来ているそうですが，日本ほど大きな需要はまだないようです．しかもこの釈迦頭が生産される場所は台東．そこは無農薬で栽培するにはずいぶん苦労があると思われる熱帯環境です．そんな条件の中で果敢に有機栽培に挑戦するお百姓さんは，はっきり言ってスゴいと思いました．
国境を越えてもスーパーお百姓さんは居るのですね．
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