九州大吟醸田んぼの歩み

稲刈りから3日経ちました。
参加していただいた皆さん、順調に筋肉痛は来ていますか?^ ^
今日は6月の田植えから稲刈りまでの歩みをふり返ってみます。
スタッフ・ながせが追った、112日間の軌跡です。


【田植え(田植えから0日目)】
6月28日(sun) 晴ときどき曇り

http://d.hatena.ne.jp/denjisou/20090628

そうそう、この日もスタッフはずっと天気予報とにらめっこしていました。
梅雨の合間、何とか田植えを済ますことができました。
この時背丈は15センチくらい。まだまだ小さなイネ達でした。


不定期観察1(田植えから25日目)】
7月23日(thu) 快晴

http://d.hatena.ne.jp/denjisou/20090723


ひとつきも経たないうちに背丈が一気に伸びました。
分蘖(ぶんけつ)も進み、順調な生育。
カエルの子やオタマジャクシを追い回して遊びました。
ピンクのジャンボタニシの卵にビビッていたのもこの頃。


不定期観察2(田植えから47日目)】
8月14日(fri) 快晴

http://d.hatena.ne.jp/denjisou/20090816

長崎に墓参りに行く道すがら、ながせ妹を伴って観察へ。
水面が見えなくなるくらいに成長。緑が気持ちいい。



不定期観察3(田植えから74日目)】
9月10日(thu) 快晴

http://d.hatena.ne.jp/denjisou/20090910

出穂完了!
このあたりから見た目にも稲っぽくなってきました。


不定期観察4(田植えから98日目)】
10月4日(sun) 曇り時々晴れ

http://d.hatena.ne.jp/denjisou/20091004

実はこの日はながせが単身、元岡(下の谷)のデカタに参加。
始発で出かけ、田んぼの真ん前でタクシーを降りました(バスはまだ走っていなかったので)。
運転手さんに「本当にいいんですか?」と聞かれたのは言うまでもなく。。。
朝露に濡れた穂がきれいで、しばらくぼーっと眺めていました。
朝日に照らされる田んぼは何とも言えない気分にさせてくれます。



不定期観察5(田植えから105日目)】
10月11日(sun) 快晴

http://d.hatena.ne.jp/denjisou/20091017

元岡地区の運動会に顔を出し、その途中に田んぼを覗きに行ってきました。
早生品種からどんどん稲刈りが進んでいくなか、収穫を待つ大吟醸イネ。


【稲刈り(田植えから112日目)】
10月18日(sun) 快晴

http://d.hatena.ne.jp/denjisou/20091018

田植えから112日。
「最後の最後にイモチが入りかけた」そうですが、
今年も「まずまずの出来」を確保。
鬼木さんありがとうございました。


恥ずかしながら4年生になってはじめて、
こんなにも頻繁に圃場に足を運びました。
毎回毎回稲の成長力を見せ付けられ、畦や田んぼの中の生きものの豊富さに驚かされました。
たった120日足らずで200キロのお米がとれます。
鬼木さん曰く
『稲も人間にとられようと思って育っているわけではない』のです。
『純粋に自分の子孫を残そうとして大きくなってきた』と。
長いこと付き合ってきた植物(イネ)と人間の関係を深く感じる一言でした。
だからこそ、お米は大事に食べんといかんのです。


これからもたくさんの人の協力を得て、九州大吟醸は出来上がります。
環境創造舎は九州大吟醸の販売で生み出される基金をもとに、
今後も伊都キャンパスの自然環境整備を行って参ります。