[活動][吟]麹づくり3日目*のがわ*

作業3日目のご報告。担当、のがわです。
この日は、麹菌をまぶして一晩ねかせたお米たちを、ほぐして(ケーキみたいに固まってるんです!)冷蔵庫へ運ぶ作業でした。


作業前。部屋の中は40度強らしいですが、実際はほんのりあったかいくらいでした。


一面のお米たち。きれいです。
手をつっこんで、ひっくりかえして、ほぐしてあげます。
1年生のりょうじ君も黙々と頑張ってますね!
一心にかき混ぜていたら、去年植えた稲たちが立派に成長して…と何やら愛情(母性?)が芽生えてきました。
おいしいお酒になって下さい。


昨日は透明だった蒸米が、麹菌の力で乳白色に。
部屋中に、甘ーい香りが漂ってました。
食べるとほんとに甘くて、栗みたいな味がするんですよ!


続いて、20キロずつはかりとり、冷蔵庫へ運搬します。(全部で140キロなので、×7回ですね。)
レトロなデザインのこの秤、酒造さん専用のものらしいです。デジタルスケールじゃダメなんだって。


冷蔵庫の中に、重ねておいて行きます。
ちなみに140キロのお米から、大吟醸(一升瓶)約300本が作れるそうです。
つくづく日本酒って贅沢品なんだなーと思いました。

作業は1時間ほどで終了。
酒造りなんて貴重な体験ができるのは、スタッフの特権ですねー。

*おまけ*

既に仕込みを終えた日本酒のタンクをのぞかせていただきました。昨日よりもくもく。
発酵が進むにつれて、泡が層になって重なっていくそうです。もくもく。

1月に仕込んだお酒は、2月に搾り。新酒ができあがるのは、春(3月)頃になります。
3月には新酒のお披露目もかねて、「九州大吟醸感謝祭」を実施する予定です!
皆さん、楽しみに待っていて下さいねー♪