米洗い

denjisou2007-01-25

浜地酒造に行くと、米洗いの真っ最中。
いつも見るのは、蒸し米から。
その前の段階である。





太いパイプ(中がギザギザになっている)に水と米を通して、米を洗う。
それから水に浸け、水分を含ませる。
これが職人技なのだ。
何分間、水に浸けて、米に含ませる水の量を、ピシャリあわせるのである。
ストップウォッチで正確に時間を計る。
今だ!というタイミングで、クレーンをあげ、水を切る。
ポタポタポタと水が落ちて・・・
狙いどおりの重さになる。
この水の量によって、蒸し米がかたくなったり、柔らかくなったりして、その後の麹作りにもすべて影響するのだ。



その日の気温、米の質、、、等々によっても、その時間は変わるだろう。
それを見極める職人の力。
こうして九州大吟醸は生まれる。

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